※この記事は人生たのベントカレンダー🎶 Advent Calendar 2023向けの記事です。

はじめに
こんにちは。KOBAYANです。
普段はあおぞら紅茶店にいます。
今回、アドベントカレンダーに誘われて記事を書いているのですが、いままでこういう文章で自分の趣味について振り返ることをしてこなかったのでちょっとだけ楽しくなっています。
今回は、今年飲んだ紅茶の中でおいしかったものをつらつら紹介したいと思います。
おいしかった紅茶たち

ASHBYS OF LONDON Tea Princess Blend
イギリスは1850年創業の老舗アシュビスオブロンドンです。
Tea Princess Blendはインドやスリランカ産の高品質な茶葉を使用したブレンドで、ロイヤルリーフって呼ばれてる商品です。
紅茶特有の渋みがちょうどよい感じで、後味は甘めな紅茶です。
とても質の良い茶葉を使っていておいしいです。
陶器のビンもかわいいですよね。
あまり入手性が良くないのが難点ですが、三越の英国展などのタイミングで買うことができます。
日本代理店のHPもうちょっとなんとかしてほしい←

AHMAD TEA Chai Spice
チャイでよく使われているスパイスがブレンドされている紅茶です。
ミルク入れるとチャイっぽくなっておいしい紅茶です。
私的にはミルクティーよりはストレートで飲むのが好きなんですが、ストレートでも飲みやすい塩梅になっていて好みでした。
AHMAD TEAの紅茶はどれも美味しいし、味や品質の割にとても安いので万人にお勧めできるブランドです。

Chasitsu バナナとバニラ紅茶
私の住んでいる山口県にある紅茶専門店です。
バナナとバニラ紅茶は秋限定のようですが、バナナのフレーバーって珍しいですよね。
かなりしっかりバナナの香りがします。
紅茶としては渋みが少なく、とても飲みやすいです。
地元びいきみたいなものもあるかもしれないんですが、Chasitsuは渋みが少なく紅茶特有の甘味や香りをコンセプトにしているらしく、渋みが苦手で紅茶はちょっと…という人にとりあえず勧めてみるのにはちょうど良い感じなんです。
実際、渋みはかなり控えめで香りがよいので飲みやすいですよ。

FAUCHON マタン・オ・ルーブル
フランスの紅茶フォッションです。
パッケージにはアーモンドや菩薩樹の香りを思わせるとうたっていますが、フレーバー等は特に入っていないインド、スリランカ、インドネシア産茶葉のブレンド紅茶です。
菩提樹の香りがあまりイメージできないのは秘密です。
ただ、朝飲むにちょうどいいすっきりした香りがします。おいしいです。

KUSUMI TEA アナスタシア
フランスの紅茶KUSUMI TEAです。
ロシア革命時代にフランスに亡命してきた紅茶ブランドでロシア由来の商品名が多い紅茶ブランドです。
アナスタシアは日本人に一番人気のブレンドティーらしいです。
ベルガモット,レモン,ライムの香りとオレンジの花の香りだそうです。
アールグレイが好きな方にはすごく良く合うかもしれません。
どんな飲み方をしても美味しいのでおすすめできます。

MUSICATEA ムジカティー70周年記念木箱ヌワラエリヤ
私が最近常飲している紅茶です。木箱よくないですか?
日本の紅茶ブランドMISICA TEAです。
茶葉は100%スリランカのヌワラエリヤBOPです。
私は紅茶の茶葉はキャンディーが一番好きでその次がヌワラエリヤなんです。
でもキャンディあまり売ってないからヌワラエリヤばかり飲んでる。
おいしい。

pekoetea SPEYSIDE WHISKEY TEA
イギリスの紅茶、ピコ・ティーです。
その中にウイスキーティーというスコットランドのウイスキーの香りを付けた紅茶のシリーズがあります。
その中にはハイランドウイスキーティーとか、ローランドウイスキーティーとかスぺイサイドウイスキーティーとかいろいろな紅茶があるのですが、その中でも個人的にはスぺイサイドウイスキーティーがおいしかったです。
フレーバーティーの中では今年飲んだ中で一番おいしかったと思います。
ウイスキーにはあまり詳しくないのですが、グレンマイ蒸留所という所の15年スぺイサイドウイスキーを使って着香したようです。すごく良い香りだと思います。
また、りんご、イチゴ、夜叉菊、バニラ、グレープフルーツの香りがつけられているようです。
香りは強めで、割と部屋全体がよい香りに包まれます。
これをすべて手作業で着香したのだというから恐れ入ります。ほんとに。
紅茶自体は中国産とインド産の紅茶をブレンドしたようです。
シングルオリジンしか勝たん!とかフレーバーティーはちょっと…という方にも一度試してほしい紅茶です。
本当におすすめできる紅茶です。公式オンラインショップがあるので誰でも買えますが送料が高すぎ(2000円)なのでちょっとそれがつらいですね。

T-Sticks of LONDON Fruity Forest Tea
イギリスの紅茶T-Sticks of LONDONです。
スティックタイプのティーバッグが珍しい紅茶です。
カップにお湯をいれて何回か混ぜるだけで、淹れられるんです。
また、放置してても一気に抽出されるわけではないので、濃くなりにくいのですごく使いやすいです。
旅行のお供にお勧めな紅茶です。
これだけ手軽なのに、本格派な紅茶ができちゃうのですごいですよね。
Fruity Forest Teaはさっぱりめのブレンドティーでラズベリーやベリーのフレーバーです。

マリアージュフレール マルコポーロ
フランスの有名な紅茶ブランドです。これは知ってる人多いですよね。
中国の祁門ベースの紅茶で、中国とチベットの花と果物とあります。
マリアージュフレールはフレーバーの詳細を明かさない商品も多いので詳細は不明ですね。
でもベリーとかは使ってそうなイメージかな。
マリアージュフレールを代表する紅茶なだけあってとても美味しいのでおすすめです。
ベースにそこそこ高価な祁門を使っているので、安いフレーバーティーと違って渋みを感じにくく、フレーバーの香りを引き立たっている気がします。

ケニア山の紅茶
ケニア国際産直の珍しい紅茶です。
ケニアの紅茶自体は世界第2位の出荷量で、輸出量では世界一位です。たしか。
政治的な安定性と紅茶の木の若さもあり、高品質なCTCの主要生産地らしいです。
ブレンド紅茶のベースになりがちな紅茶なのであまり目立たないですが、間違いなく皆さん口にしたことがあると思います。
このケニア山の紅茶はケニアの小規模農家への支援活動みたいな側面もあり、日本ケニア交友会というところがプレミアを支払っているようですが、中間業者を通っていないので最終的には割と安めの金額で買うことができます。
水出しアイスティーなどにするととても美味しいため、夏によく飲む紅茶です。

ルピシア ニルギリクオリティー
2023年のクオリティーシーズンのニルギリです。
今年のニルギリはインド南部の冬がしっかり冷え込んだらしく、調子がよかったようです。
ニルギリは香りの紅茶といわれるほど、香りのいい紅茶です。
風味も紅茶の甘味が強く出てる感じでとてもおいしいです。アイスティーにおすすめ。

ルピシア 八朔の花紅茶
名前の通り八朔の花で着香した、宮崎県五ヶ瀬の和紅茶のようです。
今まで和紅茶というと、やっぱり緑茶向きなのかあまりおいしい和紅茶がないような印象もあったのですが、最近はおいしい和紅茶がたくさんあってうれしいです。
この紅茶に限らず、最近の和紅茶はすごいです。勢いを感じますよね。
いい時代だ…

ルピシア ジングルベル
ルピシアのクリスマス限定紅茶シリーズの中の一つです。
私はその中ではジングルベルが一番好きなんです。次点でキャロルかな。
スパークリングワインのフレーバーとのことで甘い葡萄の香りが強めです。
茶葉も香りも全体的にフルーティーな印象な紅茶です。

デンメアティーハウス アッサム、ダージリンファーストフラッシュ
オーストリアの紅茶 デンメアティーハウスです。
Vivaldi Socialの梅田セゾンさんがオーストリアに行かれた際のお土産でもらいました。
兎に角滅茶苦茶品質のいい茶葉です。
デンメアティーハウス本店の限定品とのことですが、ティーテイスターセレクションとの名称から察するにデンメアティーハウス所属の紅茶鑑定士さんが品質の良い茶葉をピックアップしたのでしょう。
どちらも農園指定なシングルオリジンのOPですが、アッサムやダージリンってこんなにおいしいんだな…ってなりました。
普段はシングルオリジンの茶葉はセイロンティーばかり飲んでいたので目からうろこです。

KUSUMI TEA TSAREVNA 2023
今年のKUSUMI TEAのクリスマスティーです。
毎年感のデザイン変わるんですが本当に可愛いです。
紅茶をベースに、オレンジやシナモン、ジンジャーなどのスパイスが香る体温まる紅茶です。
ヨーロッパ圏ではクリスマスティーという文化があり、紅茶,柑橘類のドライピール,スパイスの組み合わせでいろんなブランドで販売されています。
寒い冬を超すための実用的な飲み物という扱いだったのでしょう。
今の時期にだけ販売される特別な紅茶として、楽しんでみると良いと思います。
美味しいのは間違いない。

HARNEY&SONS CHOCOLATE MINT
ニューヨークの紅茶ブランドHARNEY&SONSです。
世にも珍しいチョコミントフレーバー(歯磨き粉なんて言わせないっ!)
中国産の紅茶にペーパーミントが入っている清涼感のある紅茶です。
そしてチョコレートのフレーバー。
チョコレートフレーバーの紅茶が好きな方はチャレンジしてみてもいいかもしれません。
ミントも別段強すぎす、ほんのりな感じなのであまり心配はいりません。

T2 イングリッシュ・ブレックファスト
オーストラリアメルボルンの紅茶ブランドのT2です。
実は私が特別好きな紅茶ブランドでもあります。おいしい。
スリランカ産の茶葉を使用した紅茶のようです。
輸入代理店の貼ってあるラベルにはミルクティーがオススメと書いてあり、公式サイトではストレートがおすすめと書いてあります。どっちなんだ…
多分公式サイトだとは思います。飲んだ感じ。
とはいえ、イングリッシュ・ブレックファストといえばミルクティーだよねという感じでもあり、濃いめに淹れればミルクティーとしてとても美味しく飲むことができます。
普通に淹れればストレートティーとして美味しく飲めるいい塩梅だと思います。
とても爽やかな香りのする、数あるイングリッシュ・ブレックファストの中では一番おいしい紅茶だと思っています。(KOBAYAN個人の見解です)
ぜひお試しあれ。
まとめ
思い返せば今年もたくさんの紅茶を飲んでました。
でも写真を残すようになったのはMastodonやMisskeyにきてからなのでここ一年の話なんですよね。
振り返るときにいろいろ思い出すことがあったので、楽しかったです。
今後はこれを継続していこうかな。
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